ヒカルせんせ
ヒカルせんせというと、れいの、あの、ゆうめいなヒカルせんせだ。
だけど、ボクは、ほかのところではピカルせんせ、とも、かいていた。
ということをわすれていながら、タイトルでヒカルせんせ、をつかてしまったので、このまま、ヒカルせんせとしておこう。
かいぞくせんだ~!
ボクは、いま、くるまで、びじゅつかんへむかっている。
びじゅつかんといえば「え」がいっぱいてんじしてるところだ。
まえにいる、とうさんが「ついたぞ~!」と、さけんだ(注:たしかに、とうさんは、いつもさけんでる)。
いえから、きょりがあったから、となりでねていた、あねが、とうさんのこえをきいてとびおきた!!(「あね」って、りょうこだ:注)
びじゅつかんのなかに、はいったら、「え」がいっぱいあった。
ボクは、なかでも、かいぞくせんの「え」が、きにいった。
あめのなかをすすむ、かいぞくせん……。
かいぞくせん
あぁ~、すごい!!
きゅうに、かいぞくせんの「え」が、ゆれだした。
そして、ボクだけ、かいぞくせんの「え」に、すいこめられた!!(すいこめられた=すいこまれた:注)
どこだ、ここ……?
わ、かいぞくせんだ!
あ~、おぼれる~
(ブクブクブク……)
まぁ、およぐのがじょうずだから、だいじょうぶ(注:よいこはぜったいまねしないように)。
そうそう、すいえいの、れんしゅうのほうが、もっときびしいから、こんなの、たいしたことない。
ロープをおろしてくれたので、のぼっていった。
ロープでたすけられたボク
そしたら、「でし?」みたいなやつが「せんちょー、せんちょー」って、はなしかけてきた。
「せんちょー、だいじょうぶでやんすか」
もしかして、ぼくは「せんちょーなの?」とおもったけど、まさか、ちがうはず……。
そうだ、かがみをみてみよう。
かがみをみたら、なんと
「せんちょーだった!!」
「でし?」みたいなやつが、きんきゅうほうこくをしてきた。
「せんちょー、ふねにあながあいてしまいました」と、いっている。
それで、1じかんかかって、やっと、あなをふさいで、ボクはかいぞくせんをしゅうりした。
いま、ボクは「はぁ、はぁ、はぁ~」といきをしているところだ。
ハッときづいたら、びょういんにいた
たぶん、きゅうにたおれちゃったんだろう。
クルマで、ねていなかったから、かいぞくせんの「え」をみながらパタンってねちゃったのかもしれない。
ゆめのなかで、この「かいぞくせん」の「おはなし」をみた。
(おしまい)
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