ボクはネコのじゅにあだ。ネコなんだけど、ブログもかくし、りょうこうもする。キャットフードなんてたべないよ。好きな食べ物は、マグロの刺身と晩酌のビールだ。あんまり飲みすぎると目がくらむけど。未成年の君たちは、まねしてはいけないよ。こんかいは、
ひろしまけんの「たいしゃくきょう」にいった
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「ピカルせんせ」のだいひょうさく 【ゆうれいとさるのたたかい】 |
ひろしまけんの「たいしゃくきょう」へいったときのはなしをするよ。
たいしゃくきょうは、ひろしまけんのやまおくにある。
ふくやまえきから、3じかんかかるよ。
ちゅうごくさんちのやまおくに、おおさんしょううお(とかげのでかいやつ)といっしょに「ピカルせんせ」とよばれている、さっかのおじちゃんがすんでいる。
そのピカルせんせによると、
たいしゃくきょうのやまおくに、にほんざるがいて
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にほんざるが、ここにいたんだ っていう もくげきしゃにであった |
そのにほんざるたちは、15ひきがむれになって、なかよくくらしていたんだ。
ところが、じんるいもそうだとおもうけど、おっちょこちょいな、にほんざるもいる。
この、おちょうしもののにほんざるのなまえが「オサルくん」っていうなまえなんだそうで、こんかいの、しゅじんこうだ。
にほんざるのむれが、おんせんにつかっているころ
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いろんなどうぶつが おんせんにつかっている |
にほんざるのむれは、じゅんばんにおんせんに、つかるんだけど、じゅんばんまちしているサルは、おんせんのそとで、あそんでるか、マッサージしているか、コーヒーぎゅうにゅうをのんでいることがおおい。
そして、じゅんばんがまわってくると、だついじょ(ふくをぬぐところ)でたいじゅうをはかって、おんせんにつかる。
たいしゃくきょうにも、ゆうめいなおんせんがあって、にほんざるたちで、ごったがえしていた。
にほんざるの「オサルくん」が、だついじょ(ふくをぬぐところ)で、たいじゅうをはかったあと、おんせんに、はいるとちゅうで、
とつぜん、すがたをけした
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あのあたりで さいごにみかけました |
と、つうこうにんが、しょうげんしている。
それは、どうやら、まじょのしわざだったのかもしれない。
なぜなら、まじょは「かくれみの」をつかって、すがたをけすことができるからだ。
さて、「オサルくん」のほうだけど、「オサルくん」は、たいじゅうけいにのったとき、みぎがわに、バナナをみつけたんで、そのバナナをおいかけて、おかのうえへ、のぼっていった。
おかのうえで、
バナナボートをみつけて
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バナナボートだ、わーい おいしそーー |
バナナボート(バナナいろの、ふねのこと)をみつけて、のりこんだところでまじょのこえがきこえた。
バナナとバナナボートはまじょのおとりだったようだ。
「オサルよ、オサル、せかいで、いちばん、びじんはだあれ?」
オサルくんは、まだ、しらなかったのだ。
このしつもんがきこえたときには、かならず「それは、まじょ」って、ちからいっぱいこたえなくちゃいけないことを。
それで、オサルくんがこたえたのがこれだ。
「ええぇっと、あやせはるか?」
まじょのすがたは、かくれみのでみえなかったけど、どうやら、ずっこけたみたいだ。
またまた、まじょがきいた。
「オサルよ、オサルせかいでいちばん、びじんはだあれ?」
このしつもんはまじょが、まいしゅうやっているがいとうモニターちょうさなんだ(えきまえなどでやる、インタビューちょうさのことね)。
オサルくんは、そんなことしらなかったので「えぇ?まちがえちゃったかなぁ、じゃあ、きたがわけいこ、さん?」
「ぶっぶーー」
まじょは、どうやら、ホントに、はらをたてたらしい。
「オサルよ、オサルおまえなんか、こうしてやる💢」
まじょが、オサルくんをなげとばした。
「あーれー」
オサルくんは、コロコロころがって、やまをころげおちていった。
そして、オサルくんは、
まいごになっちゃったんだ
まじょはいった。
「オサルよ、オサル」
オサルくんがこたえた。
「なんだい、ここはどこだぁ?そして、おまえは、だれなんだぁ?」
「わたしは、まじょ。なかまのところにかえりたいかい?わたしのユウレイと、しょうぶしてみなさい。もしも、ユウレイにかったら、ゆるしてあげるわよ」
まじょは、そういって、
ぼうしのなかから、ユウレイをだした
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さいしょのユウレイは…… ハト? |
「しまった、まちがえちゃったかぁ」
まじょは、したうちをして(ちぇッ、ってくちをならすこと)、つぎは、ほんもののユウレイをだしてきた。
「ひえぇええ、たすけて~」
オサルくんは、ユウレイと、ゴキブリがだいきらいなのだ。
オサルくんが、ユウレイからにげまわっていると、
たいしゃくきょうの「まもりがみ」がやってきて
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| これでもくらえ~ |
って、さけんだかとおもうと、ちかくにあった「おおいわ」をユウレイにむかってなげつけた。
おおいわは、ユウレイをおしつぶしたので、そのあとが、
おおきな「みずうみ」になったんだ
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みずうみのなかの「おおいわ」 いまでは、かんこうめいしょに なっている |
こちらが、その、みずうみ(やまのうえから、ながめたところ、うえ↑)。
ユウレイにむかってなげつけた「おおいわ」が、しまになって、おしつぶされた、ユウレイが、みずになった。
いまでは、たいしゃくきょうのゆうめいな、かんこうスポットになっている。
と、
ガイドブックにもかいてある
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なになに、サルのオサルくんが ユウレイとしょうぶしたのが 794ねん? |
とにかく、オサルくんはユウレイとのたたかいにかった。
にほんざるのオサルくんは、まじょのやくそくどおり、むれのなかまのところにもどることができた。
オサルくんは、まじょから「おみやげ」ももらった。
どうしてかというと、たいしゃくきょうの「まもりがみ」は、にほんざるの「みかた」だったからだ。
「オサルくんには、バナナもあげなさい」って、まじょにめいれいしてくれた。
しかたないので、まじょは、まじょのぼうしからバナナを15ほんとりだして、ぜんぶ、オサルくんにあげた。
オサルくんが、なかまのところにかえったところでたいしゃくきょうの「まもりがみ」は、まじょに
「かくれみのは、てんぐにかえしなさい」
って、めいれいした。
たいしゃくきょうの「てんぐ」はまじょに、かくれみのをとられたので、さいきん、かぜぎみだったのだ(かぜぎみ:ハナがじゅるじゅる、のこと)。
そして、
かくれみのをかえした「まじょ」は
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| かくれみのをかえした「まじょ」 |
まじょは、こんなすがただったんだって(↑うえ)。
これは、たまたま、たいしゃくきょうへ、りょこうにいった、かんこうきゃくが「せかいで、いちばん、びじんはだあれ?」って、きかれて、ふりかえったら「こんなのが、いた」って、つくってくれたレゴだ。
これで、ゆうれいとさるのたたかいのはなしは、おしまいなんだけど、ひろしまけんの「たいしゃくきょう」で、このものがたりをおもいついた、「ピカルせんせ」のきねんしゃしんを、さいごにしょうかいしておこう(↓した)。
(おしまい)











おもしろい。いただきます。続き、お願いします。
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