ゆうれいとさるのたたかい

2021/09/01

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 ボクはネコのじゅにあだ。ネコなんだけど、ブログもかくし、りょうこうもする。キャットフードなんてたべないよ。好きな食べ物は、マグロの刺身と晩酌のビールだ。あんまり飲みすぎると目がくらむけど。未成年の君たちは、まねしてはいけないよ。こんかいは、

ひろしまけんの「たいしゃくきょう」にいった

ピカルせんせいのだいひょうさく
「ピカルせんせ」のだいひょうさく
【ゆうれいとさるのたたかい】

ひろしまけんの「たいしゃくきょう」へいったときのはなしをするよ。

たいしゃくきょうは、ひろしまけんやまおくにある。

ふくやまえきから、3じかんかかるよ。

ちゅうごくさんちのやまおくに、おおさんしょううお(とかげのでかいやつ)といっしょに「ピカルせんせ」とよばれている、さっかのおじちゃんがすんでいる。

そのピカルせんせによると、

たいしゃくきょうのやまおくに、にほんざるがいて

たいしゃくきょうのやまおくに、にほんざるがいて
にほんざるが、ここにいたんだ
っていう
もくげきしゃにであった

そのにほんざるたちは、15ひきがむれになって、なかよくくらしていたんだ。

ところが、じんるいもそうだとおもうけど、おっちょこちょいな、にほんざるもいる。

この、おちょうしもののにほんざるのなまえが「オサルくん」っていうなまえなんだそうで、こんかいの、しゅじんこうだ。

にほんざるのむれが、おんせんにつかっているころ

にほんざるのむれが、おんせんにはいっているころ
いろんなどうぶつが
おんせんにつかっている

にほんざるのむれは、じゅんばんにおんせんに、つかるんだけど、じゅんばんまちしているサルは、おんせんのそとで、あそんでるか、マッサージしているか、コーヒーぎゅうにゅうをのんでいることがおおい。

そして、じゅんばんがまわってくると、だついじょ(ふくをぬぐところ)でたいじゅうをはかって、おんせんにつかる。

たいしゃくきょうにも、ゆうめいなおんせんがあって、にほんざるたちで、ごったがえしていた。

にほんざるの「オサルくん」が、だついじょ(ふくをぬぐところ)で、たいじゅうをはかったあと、おんせんに、はいるとちゅうで、

とつぜん、すがたをけした

とつぜん、すがたをけした
あのあたりで
さいごにみかけました

と、つうこうにんが、しょうげんしている。

それは、どうやら、まじょのしわざだったのかもしれない。

なぜなら、まじょは「かくれみの」をつかって、すがたをけすことができるからだ。

さて、「オサルくん」のほうだけど、「オサルくん」は、たいじゅうけいにのったとき、みぎがわに、バナナをみつけたんで、そのバナナをおいかけて、おかのうえへ、のぼっていった。

おかのうえで、

バナナボートをみつけて

バナナボートをみつけて
バナナボートだ、わーい
おいしそーー

バナナボート(バナナいろの、ふねのこと)をみつけて、のりこんだところでまじょのこえがきこえた。

バナナとバナナボートはまじょおとりだったようだ。

「オサルよ、オサル、せかいで、いちばん、びじんはだあれ?」

オサルくんは、まだ、しらなかったのだ。

このしつもんがきこえたときには、かならず「それは、まじょ」って、ちからいっぱいこたえなくちゃいけないことを。

それで、オサルくんがこたえたのがこれだ。

「ええぇっと、あやせはるか?」

まじょのすがたは、かくれみのでみえなかったけど、どうやら、ずっこけたみたいだ。

またまた、まじょがきいた。

「オサルよ、オサルせかいでいちばん、びじんはだあれ?」

このしつもんはまじょが、まいしゅうやっているがいとうモニターちょうさなんだ(えきまえなどでやる、インタビューちょうさのことね)。

オサルくんは、そんなことしらなかったので「えぇ?まちがえちゃったかなぁ、じゃあ、きたがわけいこ、さん?」

「ぶっぶーー」

まじょは、どうやら、ホントに、はらをたてたらしい。

「オサルよ、オサルおまえなんか、こうしてやる💢」

まじょが、オサルくんをなげとばした。

「あーれー」

オサルくんは、コロコロころがって、やまをころげおちていった。

そして、オサルくんは、

まいごになっちゃったんだ

まじょはいった。

「オサルよ、オサル」

オサルくんがこたえた。

「なんだい、ここはどこだぁ?そして、おまえは、だれなんだぁ?」

「わたしは、まじょ。なかまのところにかえりたいかい?わたしのユウレイと、しょうぶしてみなさい。もしも、ユウレイにかったら、ゆるしてあげるわよ」

まじょは、そういって、

ぼうしのなかから、ユウレイをだした

ぼうしのなかから、ユウレイをだした
さいしょのユウレイは……
ハト?

「しまった、まちがえちゃったかぁ」

まじょは、したうちをして(ちぇッ、ってくちをならすこと)、つぎは、ほんもののユウレイをだしてきた。

「ひえぇええ、たすけて~」

オサルくんは、ユウレイと、ゴキブリがだいきらいなのだ。

オサルくんが、ユウレイからにげまわっていると、

たいしゃくきょうの「まもりがみ」がやってきて

たいしゃくきょうの「まもりがみ」がやってきて
これでもくらえ~

って、さけんだかとおもうと、ちかくにあった「おおいわ」をユウレイにむかってなげつけた。

おおいわは、ユウレイをおしつぶしたので、そのあとが、

おおきな「みずうみ」になったんだ

みずうみのなかの「おおいわ」
みずうみのなかの「おおいわ」
いまでは、かんこうめいしょ
なっている

こちらが、その、みずうみ(やまのうえから、ながめたところ、うえ↑)。

ユウレイにむかってなげつけた「おおいわ」が、しまになって、おしつぶされた、ユウレイが、みずになった。

いまでは、たいしゃくきょうのゆうめいな、かんこうスポットになっている。

と、

ガイドブックにもかいてある

ガイドブックにもかいてある
なになに、サルのオサルくんが
ユウレイとしょうぶしたのが
794ねん?

とにかく、オサルくんはユウレイとのたたかいにかった。

にほんざるのオサルくんは、まじょのやくそくどおり、むれのなかまのところにもどることができた。

オサルくんは、まじょから「おみやげ」ももらった。

どうしてかというと、たいしゃくきょうの「まもりがみ」は、にほんざるの「みかた」だったからだ。

「オサルくんには、バナナもあげなさい」って、まじょにめいれいしてくれた。

しかたないので、まじょは、まじょのぼうしからバナナを15ほんとりだして、ぜんぶ、オサルくんにあげた。

オサルくんが、なかまのところにかえったところでたいしゃくきょうの「まもりがみ」は、まじょ

かくれみのは、てんぐにかえしなさい」

って、めいれいした。

たいしゃくきょうの「てんぐ」はまじょに、かくれみのをとられたので、さいきん、かぜぎみだったのだ(かぜぎみ:ハナがじゅるじゅる、のこと)。

そして、

かくれみのをかえした「まじょ」は

かくれみのをとった「まじょ」
かくれみのをかえした「まじょ」

まじょは、こんなすがただったんだって(↑うえ)。

これは、たまたま、たいしゃくきょうへ、りょこうにいった、かんこうきゃくが「せかいで、いちばん、びじんはだあれ?」って、きかれて、ふりかえったら「こんなのが、いた」って、つくってくれたレゴだ。

これで、ゆうれいとさるのたたかいのはなしは、おしまいなんだけど、ひろしまけんの「たいしゃくきょう」で、このものがたりをおもいついた、「ピカルせんせ」のきねんしゃしんを、さいごにしょうかいしておこう(↓した)。

(おしまい)

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