ええーっと
高村光太郎作の乙女の像がある
(ウィキによると「みつたろう」と読むらしい)
十和田湖に行きたくなったんだ
どうしてかっていうと
高村光太郎って彫刻家で詩人なんだ
そして、ボクも自称詩人いやポエム系キャットだ
高村光太郎先生のお父さんは
高村光雲っていう彫刻家だったんだ
って、ボクが知ってるのは
店長さんの中学の国語の教科書を読んだからだ
(雨の日に図書館へ行けないときはダンボール箱から教科書を出して読んでいる)
みんな、智恵子抄(ちえこしょう)って知ってるかなぁ?
あれ、純愛だよねぇ、それも大人の純愛
奥さんが油絵・千代紙作家で有名な長沼智恵子さんなんだけど
郡山とか福島に店長さんが仕事で出かけたときに
「智恵子抄の智恵子生家って標識をみたよ」
って興奮して帰ってきたことがある
(ボクは思ったよ、それにしては寄らなかったの?って)
光太郎の「レモン哀歌」は
国語の教科書で読んだ人も多いハズ
「あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ トパアズいろの香気が立つ」ってやつだよ
これは、国語の教科書を引っ張り出して書き写したんだけどね
東京府東京市下谷区下谷西町三番地(現在の東京都台東区東上野一丁目)出身。本名は光太郎と書いて「みつたろう」と読む。日本を代表する彫刻家であり画家でもあったが、今日にあって『道程』『智恵子抄』などの詩集が著名で、教科書にも多く作品が掲載されており、日本文学史上、近現代を代表する詩人として位置づけられる。ー「高村光太郎」ウィキペディア
こんな店長さんといっしょに住んでるボクが
その高村光太郎の「乙女の像」がある十和田湖って
行ってみたくなるのも当然でしょ?
奥入瀬渓流
道路が渓流と同じ高さだよ |
で、ボクは奥入瀬(おいらせ、って読んでね)渓流沿いの
国道102号線をてくてく歩き始めたんだ
車の交通量は少ないよ
道路もあるし、広いし
それに、渓流に並走して遊歩道もある
となりを流れる渓流は
道路とほぼ同じ高さなので歩きやすいんだよ
(渓流の河原みたいなところに道路を作ったような感じだった)
頭上にはずーっと木がおおいかぶさってて
夏でも涼しいんだ(行ったのは晩秋だったけど)
ところどころ橋を渡ったりするので
渓流が右になったり左になったりするよ
それに段差があるところがあって
そういうところはちょっとした滝になってる
水はきれいに澄んでる
ねこのボクでもじゅうぶん飲める水だった
(ネコは水にうるさいよ)
こんな山奥に民家なんかもないから
夜になると野宿することになるけど
このまま
十和田湖まで14km
このままじゃ野宿だ! |
あるけば到着する
1時間に4km歩けるとしたら、ええーっと4時間くらいだ
それでも江戸時代だって1日20kmあるいたらいいほう
だったらしいから、山奥で14kmは大人の足でも
ちょっとした距離かもしれない
それでね、それでね
渓流の雄大さや
ところどころある滝もびっくりこいたんだけど
一番びっくりしたのは十和田湖なんだよ
十和田湖しかない! |
やっぱり
渓流沿いの道路から最後の急な坂は渓流から外れてたんだけど
その急な坂のしたに十和田湖がどでーんって
でてくるんだ
このあたりかな、一番びっくりしたのは
「なんかへんなんだよね、なんか」
もっと、民家があってもよさそうなんだけど
十和田湖と周回道路しかないの
どこまで行っても
ってことにびっくりした
このあたりに、移住してきたら
相当寂しいかもしれない
だけど、この雄大な自然には感動すると思うよ
それからまたしばらく湖畔の周回道路を歩いて
やっと遊覧船乗り場についた
遊覧船の季節は終わってたんだ |
遊覧船は桟橋につながれたままだったよ
(無人?)
波もない十和田湖の桟橋で
遊覧船がちゃっぷんちゃっぷんいってた
ボクは、ここでもまた石原裕次郎みたいに
タバコをポケットからだして一服するボスの
ふりをしながら口笛なんか吹いてみた
(ねこなんでたばこは吸わないんだ、人類的にも中二くらいだしね)
ところで
このへんに乙女の像があるはず?
高村光太郎先生、ごめんなさい |
って思ったんだけど、どこなんだろー
ぶるぶるってきたので、ちょっと公衆トイレによって
まあいいか、って
なんと、「乙女の像」を観ずにかえってきたんだ
実は
時間オーバーの長旅になってしまったので
さっさと帰ったんだよ
高村光太郎先生、ごめんなさい
「乙女の像」や「智恵子抄」ファンのかた
もしも、乙女の像の感想があったら教えてくれる??
コメント欄使ってもらっていいよ~
またいきたいなぁ
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