宇都宮の餃子って有名だと思うけど
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| みんみんと正嗣（マサシ） |
ボクは有名なものはあまりレポートしたくない
なぜかというと、食レポが苦手だからだ
どうして苦手かというと、まず猫舌だからだ
餃子もシュウマイも小籠包（しょうろんぽー）も
アツアツを食べないとうまみ半減だと聞いているけど
すっかり冷まして食レポしても、おいしさが伝わらないんだ
ボクはおいしいって思ってるんだけどね
宇都宮の餃子に代わるもので食レポの必要がありそうなものは
佐野ラーメンだけど、これも猫舌だと厳しいと思う
そこで、
登場の三番手が栃木のジャガイモ入り焼きそばだ
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| 栃木のネコはみんなやさしい |
これは小京都・蔵の街・栃木市を歩いているときに
街はずれまできて引き返そうかと思ったときに発見したんだ
ちょうど、栃木駅と巾着山（きんちゃくさん）の間にあるお店だ
ガソリンスタンドの隣にある小さい焼きそば屋さんだったけど
ここのお店の前は、バイパスが走っていて
このバイパスはネコの交通事故多発地帯になっている
道路をわたるのに近くに信号機があるから
パトカーがたえず行き来している
歩行者用押しボタンを押して、横断歩道を手をあげてわった
それでしばらく
お店の裏手で「にゃーにゃー」ないていると
お店のうらのお勝手があいて
おばさんがジャガイモ入り焼きそばを食べさせてくれたんだ
このジャガイモなんだけどお店によっては
ジャガイモを切っていれてるところと
「冷凍フライドポテト揚げるだけ」をやきそばといっしょにいためるお店があるらしい
これは隣町の大平のネコ情報だ
グルメなボクとしては、
焼きそばにポテトっていうと
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| ポテトも2種類ある |
チャーハンをおかずにご飯を食べるようなものだと思ってるんだけど
敬遠していたわりには
たくさん食べられるし、おなかにもたまる
満足感がはんぱない感じだった
ちなみに、ラーメンを食べるときはやっぱりラーメンライスをおすすめするよ
これもライス・オン・ライスかもしれないけど
やっぱり炭水化物は中毒性があるのかもしれない
おばさんのお店は、どうやらテレビにも出たことがあるらしくて
お店の中にはたくさん色紙が飾られていた
ひょっとしたら
それで繁盛してる面もあるみたいだけど
もともと
学生さんとかが常連さんなのかもしれないなぁと思った
なにしろ近くには何個か高校もあるし
小学校も中学校もある
それで、もう一回、繁華街のほうに向きを変えて
歩行者信号のボタンを押して横断歩道を手をあげてわたったんだけど
そしたら、
そのちかくに古い古いラーメン屋さんがあった
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| パパとママも部活帰りに 通ってた、栃木のデートスポット |
そして、外には5人くらいの人が席まちをしてた
こんなところで、栃木の名店があるのか
って、気づいて、ふたたび、おなかがなってきたので
おみせの前にいる5人の、またごしに、店内をのぞいてみた
そうしたら超満員だったんだ
もともと小さいお店だから
10人くらいは入れたら満席なんじゃないかな
どうしてここが混むのかっていうくらい
小汚いラーメン屋さんだったんだけど
やっぱり隣町の大平のネコ友によると
このラーメン屋さんも超有名なんだそうだ
どちらも、子どものころからのおなじみの人類（常連さんね）が
おとなになってからは、自分たちの子どもをつれてきて
新しい常連客になるという
無限ループを繰り返しているお店
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| なにもかわらない、年だけ取っちゃったけど |
じゃないかということだった
何世代その無限ループを繰り返しているのかは知らないけど
こういうお店の発展のしかたもあるんだなぁと思った
そして、そのネコ友によると、お店のメニューは
昭和から値段がかわってないのかもしれないらしい
やってるおじさんおばさんたちが古くなってるだけなのだ
栃木の中心部には巴波川（うずまがわ）が流れていて、船頭さんが船を操っている
巴波川は小さな川なんだけど、最近は地球温暖化でよく氾濫（はんらん）するらしい
ボクは泳げるけど、毛皮が濡れるのは嫌だから、舟にものらなかったし
巴波川に近づきもしなかった
巴波川のほかに「いけばいいのにぃ」といわれて
あとから行かなくて後悔したのが
いちご狩りだ
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| 栃木にきていちご狩りをしないとは |
いちごのシーズンは12月らしくて
それはいちごが一番よく育つ時期だからじゃなくて
いちごが一番売れる時期だからなんだって
クリスマスケーキが終わったら
ばったり売れなくなるらしくて
5月くらいまではいちごのハウスで
いちご狩りができるようになっている
ボクはいちごよりも練乳が好きなんで
チューチュー吸いながら
ハウス内を歩き回ってたことだろう
もし行ってればね
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