ハワイアンカフェ「広い空」
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| 名犬、ピンちゃん |
ボクは、ときどきみなみはにゅうのカフェにいくってことはかいたね。
そのカフェのなまえは「ひろいそら」っていうんだ。
そのカフェにいくのは、ボクのパパとママが近くに住んでるからなんだ。
店長さんもときどきついてきてくれる。
店長さんはいつもボクが大好きな缶詰「ねこまっさお」をおみやげにもたせてくれるよ。
このへんが店長さんのズンドコなところなんだ。
みなみはにゅうのカフェは「広い空」っていう名前で、実在する看板がこれだ
カフェの「ひろいそら」のかんばん
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| カフェ「広い空」かんばんだけがのこってる |
(じゅにあ、注:カフェは営業してません)
ここは#じゅにあ旅行記にとっての思い出の場所だから、そのうちここに記念館ができるかもしれない。
ただし、#じゅにあ旅行記の記念館ができるかできないかは、読者みんなの連帯責任にかかわってる。
もしも、ボクのブログを読んだら、SNSで拡散してくれるとありがたい。
#じゅにあ旅行記記念館の建設予定地だけど、みなみはにゅう駅から徒歩10分くらいのところにある。
駅前大通りに面していて、左手にあるから、上の方をよく見ながら歩いてね(じゅにあ、注:車にも気をつけよう!)。
上の、看板だけど、よく見たら「カフェ広い空」って書いてあるのがわかるよね。
かくれた名店ハワイアンカフェ
「カフェ広い空」って書いてあるけど、ちょっと読みにくい。
どちらかというと、かくれた名店系のカフェで、オーナーの知り合いがたくさん来店してたよ。
価格もリーズナブルで、ランチを食べたって1000円しない。
それに、ワンコインランチっていうのもあった(ワンコインって100円のことじゃあないからね)。
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| メニューのかんばん |
ちかくに住んでたころは、ボクもよくお世話になった。
玄関先で「にゃー」ってないたらオーナーさんがネコメシをよういしてくれた。
そのうち、アルバイトも経験させてもらった。
配膳、皿洗い、掃除、お花の水やり、看板の出し入れ。
あんまり大したことしてなかったけど、まかない料理はおいしかったなぁ。
おいしかったといえば、あるひとつぜんオーナーが思いついた人気メニューの
ハワイアンカフェの名物は「古墳カレー」
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| はにわもならべちゃいましょうかねっ! |
前方後円墳の古代米ごはんにお堀のカレーがたらーりと(じゅるるる~、ボクのよだれの音)、これが大人気で、テレビでも放送されちゃったんだ(かくれ家系のカフェなのに〜)。
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| テレビ画面を記念写真! |
その前は、新聞にも、そのまえのまえは、雑誌にも登場してしまってたんだ(順番に書くと雑誌取材→新聞取材→テレビ出演)。
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| たべものなら、なーんでも |
こんなすごいカフェなのにオーナーさんにはひとつだけ悩みがあったんだよ。
それは、腱鞘炎(けんしょうえん:ばね指ってやつだよ)。
親指と人差し指の間を中心に指が痛くて曲げられなくなる症状だ。
オーナーさんはちかくの中田病院で腱鞘炎の注射を打ってもらいながらカフェをやってたんだ。
包丁とかフライパンとか持つのがつらかったんだって先日あったときに聞いてみたんだけどいまは少し良くなってるようだ。
だけど、まだ痛いっていってたから料理してた時は大変だったと思うなぁ。
そのオーナーさんなんだけど、いえに飼い猫と飼い犬がいたんだよ。
飼い猫は十兵衛とトラジ
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| おれたち、おるすばんできるよっ! |
ってなまえだったんだ。
飼い犬はコギーでピンちゃんってなまえだった。
みんな過去形なのは、なくなっちゃったからだね。
十兵衛(じゅうべい)は柳生十兵衛(やぎゅうじゅうべい)からとった名前で、家に来たときは自動車事故で後ろ脚が1本しかなかったみたい。
それから、カラスにつつかれたのか、片目がつぶれてたんだ。
オーナーさんはいそいで病院へつれていって、治療代を出して、瀕死(ひんし)の十兵衛を引き取ってくれたんだ。
同じネコとして感謝したいね。
そのころオーナーさんちにはトラジってネコがすでにいた。
トラジはボクと同じ茶トラのあまったれネコだったみたい。
新入りの十兵衛にキッっとにらまれたら、先住民のトラジは動けなくなってたんだって、わらっちゃうよね。
オーナーの旦那さんがトラジをすごくかわいがってたんだ。
あるとき、近所のパトロールに行ったっきり、何日もトラジが帰って来なかったんだそうだ。
やっと返ってきたトラジは、たぶんどこかのネコと喧嘩しちゃったんだと思うけど、耳とか顔面に切り傷があって、はい菌が体中にまわっちゃったらしい。
まいにち、お医者さんに高い治療費払って注射や点滴をしてもらったんだけど、さいごはあっけなく、なくなったって聞いた。
十兵衛もその前に亡くなってたんだけど、もし、十兵衛が生きてたらトラジの仕返ししてくれてたと思う。
十兵衛はトラジの親代わりみたいなネコだったから。
トラジがトラブルに巻き込まれたら十兵衛がかならず仕返ししてたんだ。
そして、最後は、
犬のピンちゃんだったんだ
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| ピンちゃんはおりこうさんだ |
コギーのピンちゃんは最後、何度も、失神したり、心停止になってたんだって。
そのたびにオーナーさんはの心臓マッサージまでやってくれたよ。
最後は裏庭に葬ったんだそうだ。
ボクはその十兵衛とトラジとピンちゃんにも会いに行くんだ。
それから、いまは、あたらしいお友達のダンくんとトラコがいるよ。
ダンくんもトラコもしっかり避妊手術をうけている。
うまれもってのジェンダーは、どちらもオスらしいんだけど、これはネコの飼い主の義務だから、オーナーさんのめんどうみがいいのがよくわかる。
それにしても、トラコって名前つけるのも、どうしたもんだろねぇ。
どちらもイエネコなんで、お客さんがくるとびくびくしている。
だけどホントは、興味津々(きょうみしんしん)なのが、よくわかる。
耳がふたつとも前を向いてるし、瞳孔拡散(どうこうかくさん?おめめまんまるのこと)。
おひげも前を向いてるし、しっぽだけがくねくね動いてるからね(これは感情がアップダウンしている証拠だ)。
オーナーさんのことも少し書いておこうかなぁ。
むかしっから福祉の専門家だったらしくて、
ハワイアンカフェ|東京から程遠い南羽生の「広い空」、いまは、グループホームを経営している
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| はやく帰ってきてね−、みんなまってるよー |
グループホームのことはこんどしっかりインタビューして書くね。
今日聞いた話では「いろいろもんだいがあるのよ、これが」ってことだった。
「サビカン」ってのをやってるんだって、錆びた(さびた)水道管とか?のことじゃないみたいだよ(オーナーさんによる注:サービス管理責任者)。
そのほかには「問題が起こる前にしっかり対応しておかないと、あとがたいへん」ってことだった。
なので、電話も24時間対応しているんだって。
あと、お料理が好きなんだそうだけど、家族からは「またすごいものつくったね」って毎回いわれてるらしい(これは、暴露してよかったのかなぁ?)。
もともと、市役所で働いてたこともあって、そのころから人気者だったらしいんだ。
どうしてかというと、フラダンスとかウクレレのイベントをやってるからだ。
ハワイアン好きなのかもしれない。
あ、そうそう、カフェの人気メニューは、突然発案の「古墳カレー」だったけど、不動の定番は「とろとろ、オムライス」だったんだ。
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| 不動の定番「とろとろ、オムライス」 |
この「とろとろ、オムライス」は、ご家族のみんなの厳しい指導を受けて開発された。
まぼろしのオムライスだったんだよ。
ボクはこのオムライスが大好きだ。
(おしまい)








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