ご供養の他にも人生の記念(ご結婚・出産・入学・卒業)でお使いいただけるダイヤです。
遺骨ダイヤは、ご遺骨やご遺灰から微量に残った炭素を取り出し、想い出のダイヤモンドに生成してご供養するサービスです。
近年、墓じまいの傾向が加速していて、海洋散骨・樹木葬と同時に人気が高まっています。
このような疑問にお答えします。
✓ラボとは何ですか?
✓遺骨ダイヤは本物のダイヤモンドですか?
✓遺骨はどのくらいの量が必要ですか?
✓遺骨ダイヤの持ち主も亡なったらどうするのですか?
✓遺骨ダイヤを失くしたどうすればいいですか?
✓本当に遺骨からつくられたダイヤですか?
✓ペットでも作れますか?
✓遺骨ダイヤと天然ダイヤの違いは?
✓遺骨ダイヤを申し込むときの注意点は?
ラボとは何ですか?
ダイヤモンドを生成する場所のことをラボと呼んでいます。
ラボは工場でも製作所でもありません。
大量生産が目的ではなく、せっかくいらしゃった故人のご遺骨が、確実にダイヤモンドとしてお帰りいただくために、誠心誠意の管理と状況の連絡をしている場所だからです。
ラボでのあたたい対応が悲しみをいやしてくれます。
遺骨ダイヤのラボから製作過程の連絡がくる
遺骨ダイヤを申し込みすると故人の「旅」がはじまります。
ダイヤモンドになって帰ってくるまで、どこでどうしているのでしょうか?
さみしさと悲しみを感じる数か月です。
その間にラボから数週間おきのメール連絡が入ります。
その連絡で「自分もがんばらなくては」と思えてきます。
遺骨ダイヤは本物のダイヤモンドですか?
遺骨ダイヤの場合もダイヤモンド国際基準の4C評価を受けて届きます。
4Cとはカラット・カラー・クラリティ・カットのことです。
カラットは重さの単位で1ctは0.2gです。
カラーは無色透明の希少価値が高くなりますが、遺骨ダイヤの場合は、手をなるべく加えないファンシーオレンジが人気の色です。
※参考記事:遺骨ダイヤのカラーとカラットの考え方
クラリティは透明性で、内包される小さな傷や空洞まで確認されます。
ダイヤモンドをいちばん明るく見せるカットは、ラウンドブリリアントカットと言われています。
その他にラディアントカット、プリンセスカットも有名です。
遺骨はどのくらいの量が必要ですか?
ダイヤモンドの生成に使う炭素の素材として、必要な遺骨の量は各社で違いがあります。
私が担当している遺骨ダイヤの場合では60g以上の遺骨をお願いしています。
窓口へお申し込みされる前に、お申込される窓口での遺骨の量をよく確認しておきましょう。
お骨壺に収める遺骨の量ですが、地方によって違いがあります。
例えば関東と関西では骨壺の大きさも違います。
骨壺に入りきらなかった遺骨を遺骨ダイヤにするご家庭もあります。
遺骨ダイヤの持ち主も亡なったらどうするのですか?
遺骨ダイヤの持ち主が亡くなったときはどうすればいいのでしょうか?という質問をお申し込みされたご家族から聞くことがあります。
「持っている自分も亡くなったら、このダイヤモンドの行先はどうなるのだろうか」というご心配かと思います。
大丈夫です。
ご一緒に火葬することも、ご一緒のお墓にはいることもできます。
私が個人的におすすめしたいのは、どなたかダイヤモンドをお譲りすることです。
そしてもしも形見としてダイヤモンドを譲りたいという話が、あなたにきた場合は必ず引き受けてください。
遺骨ダイヤを失くしたどうすればいいですか?
「いつもご一緒にいたい」からダイヤモンドをお申し込みされる方が多いです。
持ち歩いているときに失くしてしまったらどうすればいいのでしょうか。
通常の落とし物と同じように「よく探す」そして「警察に届ける」。
もしも見つからなかったら、お申し込みされた窓口にも相談してみてください。
窓口に相談する理由は、後ほど(下の項目で)お伝えします。
本当に遺骨からつくられたダイヤですか?
「本当に遺骨からダイヤモンドができますか?」「遺骨にあるのはカルシュウムではないか?」「必要な遺骨の量もたくさん必要ではないですか?」と、ご質問をいただきます。
ご遺骨60gからダイヤモンドの生成ができます(マグカップ1〜2杯分)。
時間をかけて遺骨に残る微量の炭素を丁寧に抽出しています。
また、少ない素材からダイヤモンドを生成するためにも時間を余分に頂いています。
ラボではこの生成過程のときに、他のかたの遺骨とまじったり、炭素が混入しないように、厳密な記録を取っています(トラッキング)。
この記録があるおかげで、ダイヤモンドの4C鑑定にプラスして「○○さんからつくられたダイヤモンド」という1行を明記した証明書がダイヤモンドといっしょに届きます。
※参考:遺骨ダイヤはジルコニアか?
ペットでも作れますか?
遺骨ダイヤはお亡くなりになった家族のための特別なサービスです。
そして、ペットも家族同様にお弔いしたいというご希望も増えています。
ラボでもペットからのダイヤモンドを受け付けしています。
ペット場合は工夫が必要です。
ペットの火葬後、遺骨や遺灰の量が足りない場合もあるためです。
生前から爪や被毛などを集めておいたり、想い出の品を炭素の素材としてご用意いただくことがあります。
遺骨ダイヤと天然ダイヤの違いは?
ダイヤモンドには4Cという品質評価国際基準があります。
遺骨ダイヤでも天然ダイヤモンドと同じく4C評価を記載した証明書が発行されます。
遺骨ダイヤは天然ダイヤモンドと同じ過程を人工的に施したものです。
大きな違いは生成される時間です。
数か月と何万年の違いがあります。
遺骨ダイヤを申し込むときの注意点は?
ダイヤモンドの申し込みをする前に、疑問点はすべて解決しておくことをお薦めします。
必要な炭素素材(ご遺骨やご遺品など)の量、ダイヤモンドのカラーはどのような色かなどです。
もっとも注意してほしい点は「この窓口が信頼できるか?」という点です。
連絡が取れない、返事が来ないようでしたら、他の窓口にしたほうがいいです。
日本語で質問や相談ができることも大切です。
窓口が本当に信頼できるか
申し込みをする前に信頼できる窓口かどうかを見分ける良い方法があります。
資料請求してみてください。
すぐに資料を送ってもらえるか、連絡が取りやすいか、日本語でていねいに対応してくれるか、よりそってくれているか、などがわかると思います。
資料請求した後にしつこく連絡がくるかもしれません。
その場合は「気に入りません」「他社にしました」とお断りしましょう。
私もしつこく連絡しないように注意しています。
信頼できる窓口を探す方法
どのようにして信頼できる窓口を探すかは、こちらの記事の中にヒントを書いています。
※参考:遺骨ダイヤの申し込み・問い合わせ連絡先・ホームページ
(そんなに難しい方法ではありません)
無料でできる方法なのでぜひ挑戦してみてください。
まとめ|炭素から作るダイヤモンドとはなにか?>れっきとしたダイヤモンドです
申し込みは、ネットとメールだけで簡単に済むわけではありません。
お電話かメールで資料を依頼したあとダイヤモンドとジュエリーを選定して申し込みます。
ジュエリー選定には、ダイヤモンドの大きさやカットの方法、それにゴールドにするかプラチナにするかなどを選んでいきます。
ご希望が決定たら、見積もりを取り寄せましょう。
おおよその金額は 遺骨ダイヤ価格表 からもわかるようにしておきました。
申し込みの前に、たくさん相談しておくと、キャンペーンやお得な買い方などを内緒で教えてもらえることもあります。
申し込み書には費用とできあがるダイヤモンドのことが書いてあります。
ご遺骨の届け方も相談にのってもらえます。
日本語で対応してもらえると安心です。
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