小学校2年生向け作文|おねしょ

2021/08/22

story

t f B! P L

おとなだんし、まだまだ、おねしょがこわいというひとが80%もいるらしい。じぶんなんて、しょっちゅうおねしょしてるもんね~だ。

むかしむかし、あるところに

むかしむかし、あるところに
いいこにしてるのよ

おじさんと、おばさんがすんでいました。

おじさんは、やまへしばかりに(ゴルフのことね)、おばさんは、かわへ、せんたくに、いくのがにっかでした(いのちのせんたく、のいみで、きぬがわおんせんへ、りょこうすること)。

さて、おじいさんが、しばふのうえをあるいていると、ちかくのやぶのなかから、

「うぇーん、うぇーん」

「うぇーん、うぇーん」
「うぇーん、うぇーん、……」

なきごえがきこえまた。

「おやおや、どうしたんじゃろうか、だれかいるのかい?」

おじいさんは、やさしく、こえをかけてみた。

「うぇーん、うぇーん、……」

おじいさんのこえが、きこえたのか、なきごえが、とぎれた。

おじいさんが、こえのしていたほうへ、あるいていくと、

「ひっく、ボク、ここにいるよ、ひっく……」

という、かわいいこえが、きこえてきた。

ちなみに「ひっく」っていうのは、なきじゃくってたから、しゃっくりみたいな、こえのことだね。

おじいさんが、たちどまって、やぶのなかをのぞいてみると、

「あんれま、ゴルフボールが、こんなところに……」

おじいさんは、まさか、ゴルフボールがしゃべったとはしんじられなかったので、

「どうしたんじゃ?」

って、もういちど、こえをかけてみたらゴルフボールのよこから、

ちいさな、おとこのこがでてきて

ちいさな、おとこのこがでてきて
いえで、の、とちゅうのボクたち

「ひっく、ボク、さみしいよ、ひっく……」って、ないていたんだ。

おじいさんは、かわいそうになって、じじょうをきいてみたら、おとこのこは、さくばん(きのうのよる、のこと)、おとうさんとけんかしていえでをしたらしくてのじゅく(いえのそとで、ねること)して、おきたら、こびとになっていたんだそうだ。

「きみ、ひとりだけなの?」

おじいさんは、やさしく、きいてみた。

「うん」って、おとこのこが、いって、めから、なみだが、じわ〜って、ながれてきた。

おじいさんは、かわいそうにおもって「とりあえず、けいさつに、そうだんしよう、こうしてはいられないな、すぐに、やまをおりよう」

と、いって、

おとこのこを、てのひらにのせて

おとこのこを、てのひらにのせて
ボクは
ぜんざいさんをもって
いえでした

やまをおりていった。

「で、なまえは、なんていうの?」って、おとこのこにきいてみたら、

「たなかやすお」って、おとこのこはこたえた。

「どこにすんでるの?」って、きいたら、

おとこのこは、じゅうしょと、ばんちをしっかりいうことができた。

でも、なんで、こんなに、ちいさくなっちゃったんだろう、って、おじいさんはおもった。

「ほんとは、しんちょう、どれくらいだったんだろか?」

おじいさんは、おもいきってきいてみた。

というのも「ひとのしんちょうと、じょせいのねんれいは、けっして、きいてはいけない」

って「ジェントルマンのエチケット」って、いうほんに、かいてあったのをおもいだしたからだ。

そうすると、やすおくんは「ボクは、しょうがく2ねんせいで、クラスのうしろから4ばんめだよ」って、こたえた。

うーん、どちらかというと、せのたかいほう、ってことかな。

おじいさんはおもった。

さて、じどうしゃで

こうばんにいってみたんだけど

こうばんにいってみたんだけど
こうばん

さいきんのこうばんは、むじんのことがおおい(むじん:ひとがいないこと、こうばんなので、おまわりさんがいないこと)。

インターホンをならして「ほんぶ」(けいさつほんぶのこと)と、はなしをした。

「あー、もしもし、こうばんにいるんですが、まいごの、しょうがく2ねんせいの、おとこのこをつれてきました」って、おじいさんは、はなした。

インターホンから、ハキハキと、こえがきこえた。

「おなまえは?」

「ええっと、たなかやすおです」

「たなかやすおさん?おとしは?」

「しょうがく2ねんせいです」って、おじいさん。

「いえいえ、こどもさんのことじゃなくて、あなたのおなまをおしえてください」

「あーこりゃ、しつれいしました、やまだゆうじです、68さい……」

こんなはなしをしているあいだに、

パトカーがやってきて

パトカーがやってきて
たなかやすおくん

おじいさんは、おなじはなしをパトカーのおまわりさんに、もいうちどした。

パトカーのおまわりさんは、たなかやすおくんの、じゅうしょと、でんわばんごうをきいて、おかあさんと、れんらくをとってくれた。

「もしもし、たなかやすおくんのおたくですか?たなかやすおくんを、ほごしました。にしくのこうばんに、むかえにきていただけますか?」

おまわりさんが、でんわでそういうと、

「やすお〜、どこいってたの〜、かあさんは、かあさんは〜」

って、やすおくんのおかさんが、でんわのむこうで、なきだした。

しかたないので、パトカーのおまわりさんは、

「こちらから、やすおくんをおとどけにあがりますから、そこで、おまちください、5ふんでうかがいます」

って、いって、たなかやすおくんをパトカーにのせて、はしりさっていった。

このあたりで、おじいさんは、へんだなぁ、って、きがした。

「ひょっとして、これは、ゆめなんじゃないだろうか?」

「ひょっとして、これは、ゆめなんじゃないだろうか?」
ゆめなんじゃないだろうか?

って、おもったらしい。

なにしろ「たなかやすお」くんが、こびとになってるいみがわからないし、パトカーのおまわりさんが、そのことを、まったくへんにおもっていないようす、だったからね。

それで、ちょっと、おちついたほうがいいなって、おじいさんは、おもって、めざましのコーヒーをのんでトイレにもいってみた。

「じわ〜」

なんだか、

こしのあたりが、なまあったかい

こしのあたりが、なまあったかい
こしのあたりが、なまあったかい

「あれれれ?」

おじいさんは、あわてた。

それで、しっかり、めがさめた。

「わー、おねしょ、してしもうた〜」

って、おじいさんになったゆめをみていた。

「やまだゆうじ」くん、8さいは、よなか2じに、とびおきたのだった。

こわーい、こわーい、はなしだったねぇ。

おしまい。

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